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PYCNO BALANCE / MATERIAL INSIGHT

由来だけで終わらない、8つの原材料案内

8つの原材料を、 成分の中身まで知る。

何からできているのか。どんな成分群が知られているのか。研究では、何を見分け、何を測っているのか。 商品ラベルの一行では伝えきれない素材の中身を、一般的な原料研究に基づいて一つずつ読み解きます。

  • ORIGIN何に由来するか
  • COMPONENTSどんな成分群か
  • RESEARCH何が研究されるか
フランス海岸松の樹皮と松葉
MATERIAL FOCUS フランス海岸松の樹皮

Eight Materials / Deeper Reading

素材名から一歩奥へ、 8つの中身を読み解く。

由来、代表成分、研究・分析の着眼点を、同じ順序で比較できます。

このページで扱う範囲

以下は、素材一般の由来・構成成分・研究情報です。本品そのものを用いた試験結果や人体への働きを示すものではありません。写真は由来または素材形状のイメージで、掲載順や画像の大きさは配合量を示しません。

CHAPTER 01FRUIT & COLOR

同じ紫でも、果実の個性は違う。

ブドウを背景にもつ赤ワインと、森に自生するビルベリー。色の印象は近くても、素材の成り立ちはそれぞれです。

濃紫色のブドウと赤ワイン由来の素材
赤ワインGRAPE & RED WINE

原材料名|赤ワインエキス末(フランス製造)

果皮とともに育まれる、深い赤紫。

研究領域食品化学・ポリフェノール分析

赤ワインをもとにした粉末素材です。ブドウを果皮ごと醸造することで生まれる色や渋みの成分を含みますが、その組み合わせは品種・産地・醸造・粉末化の条件によって変わります。

素材の正体
ブドウ果汁そのものでも、レスベラトロールだけを取り出した単一成分でもありません。
代表的な成分群
赤紫の色に関わるアントシアニン類、渋みに関わるプロアントシアニジン類、カテキン類、フェノール酸などが知られます。
研究で見るポイント
クロマトグラフィー等で成分を分け、品種や製造条件による組成差、粉末化や保存中の組成変化などが調べられています。
濃紫色のビルベリー果実
ビルベリーBILBERRY

原材料名|ビルベリーエキス末

森で育つ、小粒で濃い紫の果実。

研究領域植物化学・アントシアニン分析

ビルベリー(Vaccinium myrtillus)は、欧州の冷涼な地域などに自生する小果実です。一般的な栽培ブルーベリーと近縁ですが、果皮だけでなく果肉まで濃い紫色に色づく点が大きな違いです。

素材の正体
ブルーベリーの別名ではなく、近縁ではあっても植物種と果実の特徴が異なります。
代表的な成分群
デルフィニジン、シアニジン、ペチュニジン、ペオニジン、マルビジンを骨格とする複数のアントシアニンが知られています。
研究で見るポイント
アントシアニンの構成比、産地・収穫時期による違い、別種の果実との見分け方などが研究対象です。

CHAPTER 02BARK & BLOOM

樹皮と花、植物の異なる部位。

同じ植物由来でも、海岸松では幹を覆う樹皮を、葛では夏から秋に咲く花を用います。素材名だけでなく、使用する部位まで見ると違いが明確になります。

フランス海岸松の樹皮と松葉
フランス海岸松MARITIME PINE BARK

原材料名|フランス海岸松樹皮抽出物

潮風の中で育つ、海岸松の樹皮から。

研究領域植物化学・規格化・成分同定

ピクノジェノール®は、フランス海岸松(Pinus pinaster)の樹皮を原料とする規格化エキスです。樹皮そのものを粉にした素材ではなく、複数の植物成分を一定の考え方で管理した原料です。

素材の正体
葉や種子ではなく樹皮に由来し、単なる松樹皮粉末とも異なる、商標で管理された複合エキスです。
代表的な成分群
プロシアニジン類を中心に、カテキン、エピカテキン、タキシフォリン、フェノール酸などが分析されています。
研究で見るポイント
成分の同定と構成比、クロマトグラムの特徴、規格化した原料としてのロット間の一貫性などが研究されています。
紫色の葛の花
葛の花KUDZU FLOWER

原材料名|葛花抽出物

見慣れた葛の、紫の花に目を向けて。

研究領域植物化学・イソフラボン分析

葛粉に使われるのは主に根のでんぷんですが、本品の原料は花です。同じ葛でも、用いる部位が違えば、含まれる成分の組み合わせも変わります。

素材の正体
葛粉や葛根と同じものではなく、夏から秋に咲く花の部分に由来する抽出物です。
代表的な成分群
葛花一般では、テクトリジン、6″-O-キシロシルテクトリジン、テクトリゲニンなどのイソフラボン類が分析されています。
研究で見るポイント
高速液体クロマトグラフィー等を用いて成分を見分け、産地による含有量の違いや抽出条件による組成差が調べられています。

CHAPTER 03NAME & FERMENTATION

物質名と、つくり方を表す名前。

NMNは一つの物質を表す略称、乳糖発酵物は原料とつくり方を表す名称です。植物名ではない二つの言葉を、身近な表現に置き換えます。

NMNを表す白色の食品素材
NMNNICOTINAMIDE MONONUCLEOTIDE

原材料名|NMN(β-ニコチンアミドモノヌクレオチド)

3文字の略称を、正式名から知る。

研究領域生化学・物質同定・安定性

NMNは「β-ニコチンアミドモノヌクレオチド」の略称です。ニコチンアミドに糖とリン酸が結びついた、構造の定まったヌクレオチドの一つです。

素材の正体
植物や動物の名称を冠したエキスではなく、一つの物質を表す化学的な名称です。
生化学での位置づけ
補酵素NAD+がつくられる経路に位置する中間体として、基礎生化学の分野で研究されている物質です。
研究で見るポイント
β型であることの同定、純度、水分、温度やpHに対する安定性などが研究対象です。
乳糖発酵物を表す乳白色の食品素材
乳糖発酵物FERMENTED LACTOSE

原材料名|乳糖発酵物(乳成分を含む)

発酵という、受け継がれてきた食の知恵。

研究領域発酵科学・生成物分析

乳に含まれる糖の一種である乳糖を出発点に、微生物の働きを利用して得る食品素材です。「乳糖発酵物」という言葉は、出発原料と工程を表しています。

素材の正体
ヨーグルトそのもの、乳酸菌そのもの、生きた菌を意味する名称ではありません。
成分の考え方
用いる微生物や発酵条件によって、発酵後に得られる成分の構成は変わります。名称だけでは特定の生成成分までは分かりません。
研究で見るポイント
菌種、発酵条件、生成物の組成、残存する乳糖、純度・安定性などを、原料規格に沿って確かめます。
ご利用前の確認
本品は乳成分を含みます。乳アレルギーのある方はご利用をお控えください。

CHAPTER 04SOURCE & PART

動物名だけでなく、由来する部位まで。

鮭鼻軟骨と豚プラセンタは、動物由来というだけでなく、どの部位を原料とするかまで明記することで、素材の背景が具体的になります。

水中を泳ぐ銀色の鮭
鮭鼻軟骨SALMON NASAL CARTILAGE

原材料名|鮭鼻軟骨抽出物

鮭の鼻先にある、軟骨という部位。

研究領域水産資源科学・高分子分析

食材として親しまれる鮭の、鼻先にある軟骨組織を原料とする海洋由来素材です。鮭の身や皮を用いる素材とは、出発点となる部位が異なります。

素材の正体
鮭皮由来のコラーゲン素材と同じものではなく、頭部の鼻軟骨に由来する抽出物です。
代表的な成分群
鮭鼻軟骨一般では、プロテオグリカンとコラーゲンが構成成分として知られています。
研究で見るポイント
プロテオグリカンは、芯となるたんぱく質に糖鎖が結びついた複合体です。抽出方法による純度、分子量、糖鎖構造の違いが研究されています。
豚プラセンタエキス末を表す淡い色の食品素材
プラセンタPLACENTA MATERIAL

原材料名|豚プラセンタエキス末

由来を明確にした、プラセンタ素材。

研究領域食品原料科学・成分組成分析

プラセンタは胎盤に由来する素材の総称です。本品は由来を曖昧にせず、豚由来の胎盤をもとにした食品原料であることを明記しています。

素材の正体
ヒト由来ではありません。豚・馬・羊など、由来動物の異なるプラセンタ原料とは区別されます。
代表的な成分群
豚胎盤由来原料一般では、アミノ酸やペプチドなどが分析されます。実際の構成は抽出・分解・乾燥条件によって異なります。
研究で見るポイント
アミノ酸組成、ペプチドの分子量分布、由来動物の確認、衛生規格などが、食品原料としての品質を見る手掛かりになります。

Eight Common Misunderstandings

似ている言葉を、 同じものにしない。

名前だけでは混同しやすい8つの違いを、短く整理しました。ここまで分かることが、製品ページとは異なるこのページの役割です。

赤ワインエキス末=ブドウ果汁?
いいえ。赤ワインをもとにした複合的な粉末素材で、果汁そのものではありません。
ビルベリー=ブルーベリーの別名?
いいえ。近縁ですが別種で、果肉まで濃紫色になる特徴があります。
ピクノジェノール®=松樹皮粉末?
いいえ。海岸松の樹皮を原料に、成分を管理した規格化エキスです。
葛花抽出物=葛粉?
いいえ。葛粉は主に根のでんぷん、本品の素材は花に由来します。
NMN=植物エキス?
いいえ。構造が定まった一つのヌクレオチドを表す物質名です。
乳糖発酵物=ヨーグルトや生きた菌?
いいえ。乳糖を出発点に発酵工程を経て得る食品素材です。
鮭鼻軟骨抽出物=鮭皮コラーゲン?
いいえ。身や皮ではなく、頭部の鼻軟骨に由来します。
豚プラセンタ=ヒト由来?
いいえ。本品では豚由来の食品原料であることを明記しています。

Sources & Scope

成分組成を、根拠とともに。

公開文献は、由来・成分同定・分析方法を確かめるために参照しています。作用を強調する研究ではなく、素材の中身を理解するための情報を選びました。

情報確認日:2026年8月8日

掲載内容は各素材一般の情報です。実際に本品へ使用する原料の指標成分・規格値・製造条件については、仕入先資料で確認できた範囲のみを商品固有情報として扱います。

NEXT STEP

素材を知ったあとに、製品情報を確かめる。

Before Use

安心してお選びいただくために。

本品は乳成分を含み、豚由来・鮭由来の原材料を使用しています。服薬中・通院中・治療中の方、妊娠中・授乳中の方、食物アレルギーや体調に不安のある方は、ご利用前に医師・薬剤師等へご相談ください。

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